さて今回はバンダイのブランド「30 MINUTES MISSIONS」の待望の新作ラビオットのレビューです。アルト、ポルタノヴァのアーマーやバリエーション機体などはたくさん出ましたが純粋な新規機体というのは前回のアルト、ポルタノヴァから10か月ぶり?となっています。早速作っていきましょう。
eEXM-21 ラビオット キット概要
ランナー3枚 マーキングシール×1 定価:1,518円(税込)
ボックスアート
色はホワイト、オレンジ、ダークグレー、の3色展開、今回はオレンジを購入しました。
ランナーは3枚。ランナーと説明書がすごく親切でランナー内のパーツ配置が作る順番、ロボットの部位とリンクしていて上から順に切り取って作っていけばいいという風になっています。
フロントビュー
普通に組み立てて30分くらいでできました。角ばったボディにゴーグルとアルトの流れを受け継ぎつつもアルトよりマッチョな体形、アルトの強化近接型っぽい見た目です。フレームのような形状が一部見え隠れするようになっています。
大きさは12cmほどでHGのガンプラとほぼ同じです。
リアビュー
バックパックもシンプルで量産機だなぁという感じ。
武器、付属品
武器はショットガンのみという漢らしい装備、アルトについていたロイロイは今回は無し。
そのほかマーキングシールが付属。
可動範囲
基本的にはアルトとほぼ同じ感じだと思えば間違いないと思います。
首可動域
上下スイングは大きく襟などないため360度回せます。
腕部可動域
肩アーマーに跳ね上げがあり水平以上に持ち上げられます。
前後にも多少引き出せます。
1軸の肘、可動域は1軸にしては大きい気がします。
二の腕にも稼働軸あり
腰可動域
回転は360度可能。
腰は最新のHGなどに使われているような技術で前傾ができるようになっています。また左右にも傾けられます。
脚部可動域
太もものところのサイドアーマーが小さいので干渉するものが全くなく、かなり可動域が広いです。
普通と違う可動として股関節に片足ずつ独立したスライド機構があります。
2軸の膝、ヒザたちも楽々できます。
足首
回転軸があって接地性が非常にいい。脚部も結構な大きさなので安定したポーズがとれます。
その他いろいろ
各所に3mmの接続穴が開いています。公式の拡張パーツはもちろんコトブキヤなどのパーツも付けられます。
アルト用のオプションパーツは顔アーマー以外は問題なく装備可能。
穴だけでなくcタイプジョイントに対応した軸が肩とひざにあります。
ショットガンは複数パーツに分解してアルトやポルタノヴァの武器と組み合わせることができます。
アルトと並べるとこんな感じ、アルトの型番がeEXM-17でラビオットがeEXM-21です。この18から20までの機体も製品化されるのでしょうか。
アルトとは関節が共通なのでパーツの交換ができます。
先ほど話したC受け軸を使うと4脚みたいなこともできます。
アクションベースへの接続は股下の3mm穴で
段落ち化やパーツ分けなどの配慮が行き届いていて、合わせ目が出てしまう場所はありませんでした。
アクションポーズ
グリングリン動かせて楽しい。
eEXM-21 ラビオット まとめ
良かった点
可動域がすごい
アルトのときからすごかったですが、今回のラビオットも可動域は健在。
安い
1500円でこのクオリティなら大満足です
組み立てが簡単
かなりプラモデル初心者を意識したキットだと感じました。説明書やランナー配置など普段作らない人にもお勧めできます。
カスタマイズできそうなポイントが多い
これで3体目の機体で来月にシエルノヴァが来て4体目、初期に比べればかなり自由度も高まってきた感じがあります。
悪かった点
ガッツリ遊ぶなら別製品が必要
やっぱり単発のキットとしてみると遊びの幅は狭まってしまいます。オプションパーツや他機体があってこその30MMという感じです。
30 MINUTES MISSIONSですがこれで3機体目。今後もシリーズ展開は続くと思われるので期待したいです。
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